広報いちかわ2006年8月26日号【外かん特別号】




目次

外かんが開通すれば…市川市が変わる!
「1日も早く開通させてほしい」〜市民の皆さんの声に応えるために
外かんができると、こんなに安心で快適な街になります
トピックス


外かんが開通すれば…
市川市が変わる!!!

[交通渋滞の緩和]
[交通事故の減少への期待]
[下水道の整備]


「外かん」は人や物の移動を
便利にするだけではなく
市川市の街づくりに
重要な役割を果たします

 市川市内の道路は、トラックなど大型車の交通量も多く、至る所で渋滞が慢性化。渋滞を避けた車が歩道の狭い生活道路や通学路に入り込み、非常に危険な状態になっています。特別号では、そうした交通事情の問題解決の切り札と期待される「外かん」開通への取り組みや開通後の効果などを、皆さんにご案内します。


■1日1人強が交通事故被害に
 市川・松戸両市では、交通事故による死傷者が年間6,000人に上り、とりわけ生活道路での交通事故発生率は県内平均値の約3倍。市川松戸線に平行する生活道路では、7倍を超えています。事故の予測を正確に行うことは難しいですが、外かんの開通が遅れることにより、1日1人強程度が交通事故に遭い、1年間で数名の命が失われる可能性があります。



■市民約44,000人に! 下水道未整備で生活環境に悪影響が
 市川市内の一部区間では、外かん道路の下に下水道を整備することになっています。しかし、外かんが未整備のため下水道整備も進まず、国分地区や曽谷地区などの約44,000人(市民の約9%)の生活環境に影響が出ています。また、春木川や国分川は、流れ込む生活排水によって水質が全国ワースト5の常連となっています。


■渋滞が大きな経済損失に
 千葉県は、北西部で渋滞による損失時間が多く、全国ワースト7位と厳しい状況になっています。市川市の道路1km当たりの渋滞損失時間は、千葉県平均の約3倍にもなります。外かんの整備の遅れは、経済損失(※)となり、その額1日約5億円。うち市川市が受ける渋滞損失は、年間約360億円になると試算されています。
※コスト換算可能な直接便益=走行時間短縮+走行経費減少+交通事故減少

   

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「1日も早く開通させてほしい」
〜市民の皆さんの声に応えるために〜

 市川市では、沿線住民の皆さんの協力を得て、外かん千葉県区間の平成27年度の開通を目標にしています。さらに、1日も早く市内の交通環境を改善し、地域経済の活性化につなげるため、外かんの一般部(国道298号)を先行整備することにしています。このため、外かん一般部の先行整備と全線開通に向けて事業者(国や東日本高速道路(株))への協力を継続していきます。市民の皆さんのご理解とご協力をお願いします。






外かん相談所
 外かんの計画、道路の構造、環境対策、用地補償、代替地に関する情報提供など、地域の皆さまのご質問にお答えしています。
毎週月曜日から金曜日および毎月第2日曜日開設
午前9:00〜午後5:00まで。(年末年始・祝祭日は休みです)
〒272-0824 市川市菅野6-1-9
TEL 047-323-0999
最寄駅:京成本線菅野駅から徒歩約8分







■有識者懇談会を開催
 外かん事業を円滑に進めるための方策について、市長を始めとする市川・松戸両市の関係者、商工会議所などのメンバー、地域の民間団体などのオブザーバーが話し合い、5つの行動方針をまとめました。

【5つの行動方針】
1.事業に協力してきた人たちの想い、早期開通を願う多くの声を「広く伝える」
2.できるところから「部分開通を進める」
3.用地取得を進めることが早期開通のカギ。積極的な話し合い、働きかけと併せ、「体制の強化、民間の知恵の活用など可能な限りの工夫・努力を行う」
4.「防犯対策や子どもたちのための良好な環境の創出を」市民の目線で地域と一体となって進める
5.地域の取り組みとして「自ら行動し、継続的に情報や意見の交換を行う」


■できるだけ早期の用地取得を目指します
 市川市内での用地取得率は、ここ10年で約28%から約87%まで進歩しました(面積ベース)。千葉県区間の用地残件は430件程で、土地・建物調査の調査拒否により用地交渉に入れない方は70件。その他の約360件(83%)のうち、約260件は既に土地・建物調査済みであり、境界の不確定などにより調査が遅れている個所と併せて、早期の取得を目指します。

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外かんができると、こんなに安心で快適な街になります
〜期待される効果〜



■緑豊かな空間の創造
 外かんの車道両側に設けられる標準幅16mの環境保全空間には、幅広い植樹帯が造られます。市川市区間の緑地量は合計で約15ヘクタールとなり、市の緑地量約170ヘクタールに対して9%相当の緑地を増やすことになります。

■安全性の向上
 幹線道路の混雑を避けて生活道路に入り込む車が減り、安全性向上、交通事故軽減、環境改善が期待できます。


■防災空間として機能
 地震など、災害時の緊急輸送路として、また火災の延焼防止空間として機能するなど、地域の安全性の向上に貢献します。

■ライフラインの収容
 地下部分に、電気、電話、ガス、上下水道などの「ライフライン」を収容する空間を確保。歩道が広くなって歩きやすくなり、街並みも美しく生まれ変わります。
▽下水道整備による河川水質改善効果
 外かんの整備により下水道整備が進めば、周辺河川の大幅な水質改善が期待できます。

BOD:河川の有機汚濁を測る代表的な指標で、10mg/l以上で悪臭の発生等がみられる
出典:東京湾流域別下水道整備総合計画(平成17年3月)

■大気環境の改善
 外かんの千葉県区間が整備されると、地球温暖化の原因となっているCO2が年間約15万t削減(※1)されると予想されています。これを森林のCO2吸収量に換算すると、市川市の面積(※2)の約2.5倍にあたります。

※1 算出範囲は1都3県及び茨城県南部
※2 市川市の面積:5,639ha

■所要時間が短縮
 「外かん」を利用することにより、各地への所要時間が大幅に短縮され、行動範囲が広がります。

・市川市役所〜埼玉スタジアム2002
  整備前75分→整備後35分〈40分短縮〉

・松戸市役所〜東京ディズニーリゾート
  整備前70分→整備後40分〈30分短縮〉

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トピックス


■外かん いよいよ千葉へ

 平成17年11月27日に、三郷JCT〜三郷南IC間が開通し、外かん埼玉県区間は、おおむね完成しました。
 今後、外かん千葉県区間へのさらなる延伸が期待されます。

▽開通3カ月の整備効果
■外環三郷西(出口)の渋滞解消が定着!
■周辺の運送会社へのアンケートで「周辺道路を裏道として使わなくなった」という人が約4割!(周辺道路の大型車交通量が最大15%減少)
■交通の円滑化により環境が改善!

■外かん「環境保全空間」のモデル道路が高谷地区に完成
〜高谷地区モデル道路〜

 外かん千葉県区間の環境保全空間の整備にあたっては、学識経験者による「千葉外かん環境保全空間整備検討会」を設置し、多様な見地から検討を進めているところです。
 高谷地区モデル道路は、検討会で定めた整備の手引き(骨子)に基づき、複数の「環境保全空間」を整備しました。
 今後は、このモデル道路を多くの皆さんに体験していただき、外かん千葉県区間の整備計画に反映していく予定です。


●問い合わせ
国土交通省 首都国道事務所調査設計第一課
TEL 047-362-4115
ホームページ http://www.ktr.mlit.go.jp/syuto/
首都国モバイル http://r298.jp

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