広報いちかわ2007年4月21日号【特集】


  前号の特集:虐待をなくすために
守ってあげたい子どもたちの笑顔


目次

はじめに
座談会
第3回健康都市推進講座の受講者募集
決定! 2個人7団体に健康都市市民賞
2008年秋 第3回健康都市連合大会を市川市で開催!


[WHO健康都市いちかわ]
地域に広がる健康ワー

 平成16年にWHO健康都市を宣言してから3年が経ちました。この間、市は2回の国際会議に出席。日本支部も発足し、世界規模の健康都市を目指しています。また、市内でも健康都市をサポートする市民の方たちが地域で活躍し、健康のパワーを広めています。
 今回は、地域で活動する市民団体や18年度健康都市市民賞受賞者を紹介すると共に、健康都市推進講座の案内と健康都市いちかわの現状についてお知らせします。

問い合わせ TEL 047-334-1143 WHO健康都市推進担当

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[健康都市]


 17年度健康都市推進講座修了者のうち、行徳方面に住む方たちで結成された「和洋会」は、いち早く健康に関する地域活動を始めました。和洋会末広と和洋会妙典3丁目の2つの支部を設け、自治会や行政、警察などの協力を得ながら、独自に研修会を開催。同時に、他の地区で活動するグループもありました。後に、和洋会を含んだ講座修了者を統括する「健都会」が発足。日頃は地区ごとに分かれて活動し、全体では「楽しく話し合いながら歩こう会」と銘打ったウォーキング大会や、市の取り組みの見学、研修会などを行っています。
 3月下旬、各会会長や地区リーダーが集まって開かれた座談会では、地域の活動や健康都市推進講座について自由に語っていただきました。そこでは、講座に興味のある方やこれから地域で健康活動を始めたい方にヒントとなるお話が聞けました。

座談会メンバー
健 都 会
★健都会ブログ★
http://healthycityichikawa6.blog55.fc2.com/
健都会のイベントや健康についてなど役立つ情報が満載

(以下敬称略)

講座だけでは終わりたくなかった

司会者  地域での活動を始めたきっかけや内容などをお聞かせください。
久保木  講座終了近くになって、「これで終わっちゃうの?」と思いました。講座で知り合った4〜5人で何かしたいと、行政に声をかけたのがきっかけです。修了後は、各地区ごとの自主活動が続きました。一番活発だったのが行徳地区でした。
鵜澤  和洋会本部は、17年度生の9・10班がまとまってできた会です。名前や電話番号を交換した方々が集まって、健康についてもっと話そうというところから始まりました。まずは手芸などをして輪作りから始まり、今は健康都市推進講座に基づいてプログラムを作成し、1年間の地区活動を行っています。
久保木  月1回ペースで各グループの代表者会議を開いていましたが、全体のまとまりが欲しいという雰囲気になって、第1回目の江戸川歩こう会を開いたんです。その後、健都会として立ち上がりました。
高田  和洋会末広は、本部の指導がありましたし、市の協力もあり、立ち上げはすんなりいったと思います。和洋会の年間行事にならって活動しています。最初、会のお知らせを自治会の回覧に載せてもらおうと、お願いに行きましたが、理解してもらえず、ただのサークルじゃないかと、受け取られてしまって…。でも今は、皆さんに喜ばれて、活動にも参加してもらっています。
橋本  末広会に続いて2番目なので、本部や末広会にならってやっています。こちらは最初から自治会長の協力も得られて、回覧版や自治会のホームページでも案内を流してもらっています。自治会長が、万が一地域で災害に遭った時に、自治会としてどうしたらいいかと、常に不安を抱えていて、地域とのつながりを持ちたい様子でしたから。
久保木  和洋会が自治会と話をつけて、協力を得られているのがすごいですね。参考になります。
鵜澤  地域は大事ですね。一人で気張っても何にもできませんから。


ウォーキング大会も成功
一致団結の喜び


司会者  健都会主催の「楽しく話し合いながら歩こう会」も成功しましたね。
久保木  歩こう会では、企画から実施までが2〜3週間と短い時間で、みんな一致団結してできました。全体でやればこういった喜びが味わえると知りました。
高田  私も橋本さんも歩くのが大嫌いだったんですけどね。歩こう会で完走できた時の喜びといったら、もう最高でした!
橋本  あの時は、1万2,000歩でしたね。妙典を出発して和洋まで、約7キロでしょうか。それで、ゴールの後、和洋で食べたお昼がおいしくって! 景色も良くって!
  1人で何かをするのは非常に苦痛で、ただ歩くだけでも仲間がいたほうがいいと思っていたんです。そこで、歩こう会に参加してみて、あ〜いいもんだなあ、という思いでいっぱいでした。
久保木  歩こう会の時の林さん、速かったですねぇ。
鵜澤  そう、そして明るい顔をしていましたよね。あの笑顔が忘れられないですよ。みんながこんな笑顔になればいいなと思いましたね。


家族や地域に役立つ講義を女子大のきれいな校舎で

司会者  講座を受けた印象はいかがでしたか?
久保木  私は、防犯の講座がためになりました。娘が近所でひったくりに遭う事件があって。自分や家族、地域に持ち帰っても役に立つような内容の講義がいくつかありました。
西野  「高齢者の健康は笑顔から」というテーマの健康体操ですね。笑顔や挨拶ができるような雰囲気が非常に大切だと気付きました。ただ、グループ討論の時間がもう少し欲しかったですね。
高田  でも、グループワークは地域の方々と知り合えて、仲良くなれるので良かったですね。
横田  私は、市川に越してきて間もなかったので、市川の事業に参加することで市民としての意識付けをしたくて受講しました。千葉市長の歯科医師としての話も面白く、ためになりました。
橋本  主婦として参加するのに、土曜日で、しかも毎週でないのが良かったです。
宮川  私はまず、和洋女子大学という場所にひかれました。
久保木  そうですね。働くようになってからは、大学で講義を受けるなんて機会はないですから。


試験なし、レポートなし。無理のないスケジュール

司会者  これから受講しようとする方たちへ一言どうぞ。
  ボランティア志向の方ならとにかく飛び込んでみて。それからじっくり考えても大丈夫です。
西野  どうか脱落しないようにと。講座は、レポートも試験もないですから、気楽に受講してもらいたいです。
宮川  働いている私にとっては、半年間通えるかと心配でしたが、結果としては9回受講できて、内容も非常にためになる講座でした。今後の人生設計に役立つと思います。勤めている方にも無理のないスケジュールですから、ぜひ受けてください。
横田  若い人にもぜひ受けてもらいたい。いろいろな年代の人たちが集まって受講できたらいいと思います。
久保木  健都会のように、地域と市のかけ橋となるような活動をしたい方には、たいへんためになる講座ですよ。

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市内の大学で健康について広く学ぶ
第3回健康都市推進講座の受講者募集

 市では、自ら健康づくりを実践する人が増え、さらに地域ぐるみで取り組んでいける健康都市を目指しています。そこで、昨年に引き続き、健康都市推進講座を開いて、健康都市推進のサポーターとして活躍する方を養成します。
 この講座は、食や運動の専門分野が学べる和洋女子大学の協力を得て開催。同大学を会場に、教授陣を中心とする講師から健康について幅広く学ぶことができ、8回以上受講すると修了証が交付されます。自分や家族の健康のため、また、健康都市推進のために、多くの方の参加をお待ちしています。

期間=5月26日(土)〜11月10日(土)※全10回コース
時間=午後1時30分〜3時
場所=和洋女子大学(市川市国府台2-3-1)
※JR市川駅北口から京成バスに乗り、松戸車庫行「真間山下」下車。車での来場はできません。
対象・定員=市内在住・在勤・在学の方、先着80人程度
費用=実習のみ実費
申し込み=住所・氏名・年齢・電話番号を、電話(047-334-1143)またはファクス(047-336-8291)、はがきで、5月11日(金)必着でWHO健康都市推進担当へ。後日、受講票を郵送。

■健康都市推進講座・年間スケジュール  ※内容は変更する場合があります。
日程 内  容
5/26(土) WHO健康都市とは〜地域パワーを生かした健康都市いちかわ
ヨーロッパやアジアの健康都市先進市など、世界中の斬新な取り組みについて学び、市が目指す健康都市の理解を深める。
6/2(土) 高齢者の健康は笑顔から〜遊びを通じ、健康づくりを学ぶ
遊ぶことで笑顔になり、その結果生まれる効果を実感するため、「プレイ(遊び)・ケア(気づき)」ゲームを通して楽しく学ぶ。
6/23(土) シックハウスをご存知ですか?〜健康的で安全な住まいと住み方
住まいと健康には密接な関係が。化学物質によるシックハウスやネズミの被害、耐震問題など、健康的で安全な住まいについて考える。
7/7(土) 環境と健康〜飲料水と健康について
普段何気なく飲む水も、健康な毎日を送るためには衛生的に良好であることが重要。そこで、市の水を取り巻く環境と現状について学ぶ。
7/28(土)
実習あり!
栄養バランスを考えた1日の食事の実習〜主食・主菜・副菜を組み合わせた食事
栄養バランスのとれた食事構成について実習を交えて学ぶ。野菜を多く使った簡単料理を作り、日頃の食生活を見直す。
9/1(土) 身体と心の健康管理〜病気の予防とうつ病について(考える)
市民の健康状態を知り、生活習慣病予防の対策について、また近年増加しているうつ病、自殺予防について、現場で活躍する専門の医師から学ぶ。
10/6(土) 防犯と住まい・まちづくり〜子ども、住まい、地域を守る
一般的な防犯の知識に加え、市の特徴を熟知した専門家ならではの分かりやすい講義で、私たちの街の防犯について考える。
10/20(土)
実習あり!
健康のための運動(講義と実習)〜簡単体操を学ぼう
健康で活力のある生活を保つため、運動について学び、自宅でできる簡単な体操を体験。
10/27(土) 子どもと大人の健康と遊び〜1日3回の食事と運動量
健康維持に大切な食事と運動も、最近では危険信号が。そこで食事と運動量増加について学び、身近なところから見直す。
10 11/10(土) 地域社会と健康問題〜健康と疾病予防のつながり
生活習慣病予防のためにできること、また、今話題のメタボリックシンドロームについて、栄養の知識を交えながら考える。

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決定!
2個人7団体に健康都市市民


 健康都市にふさわしい優れた取り組みや活動を行っている個人・団体に対して贈られる健康都市市民賞。第2回目となる18年度は、市民への影響力、貢献度、活動の継続性などを総合的に考慮し、心身の健康、地域福祉、環境美化、まちの安全・安心など、幅広い分野から2個人7団体が選ばれ、3月15日に市役所の議場にて表彰されました(写真右)。
 健康都市市民賞は、市内在住・在勤・在学者で健康都市の推進に貢献している個人・団体を市民の皆さんが推薦し、選考委員会が審査・決定します。

平成18年度市川市健康都市市民賞・健康都市市民賞奨励賞表彰者
健康都市市民賞
●高橋川八・高橋寿恵子 (個人)
 夫婦「健康二人三脚」で心身の健康づくり
●秋本とく(個人)
 92歳最高齢、8年間元気に「いきいき健康教室」へ参加
●市川パークハイツ・ウォーキングクラブ(団体)
 世代を超えた健康づくりと地域の絆を育成
●市川市高齢者クラブ大野友愛会(団体)
 地域ぐるみで取り組むあじさいの植樹と清掃活動
●市立国分小学校(団体)
 野菜づくりを通して行う、学校と地域が一体となった食育活動
●市立菅野小学校(団体)
 「歯磨き」の習慣化をはかり、4年間で健歯の児童数が63人増加
●「げんき会」(市川失語症友の会)(団体)
 10年にわたり、失語症とその家族に交流の場を提供し、社会の言語障害理解に貢献

奨励賞
●市川市高齢者クラブふじみ会(団体)
 地域ぐるみで児童、生徒の安全を確保
●老後を安心してすこやかに暮らす会(団体)
 地域社会に接点と関心を持ち、福祉から文化にわたる幅広い活動を展開

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2008年秋 第3回健康都市連合大会を市川市で開催!
地域パワーを発揮して大会を盛り上げよう

 2年おきに開かれている健康都市連合世界大会も来年で3回目を迎え、秋に、市川市文化会館や市内の大学を会場に開かれることとなりました。日本を含めた西太平洋諸国の9カ国64団体が加盟するこの連合の大会を、日頃、健康づくりに取り組んでいる皆さんの協力を得ながら、「健康都市いちかわ」のパワーを感じさせるものにしていきます。ボランティア募集などを後日の広報でお知らせしますので、ご協力をお願いします。

「健康都市連合」の歩み

 西太平洋諸国の都市が人・地域・社会の健康を目指すため、平成15年10月、WHO西太平洋地域に健康都市連合を設立しました。翌年10月に第1回総会・大会をマレーシアのクチン市で、平成18年10月には第2回総会・大会を中国蘇州市で開催。その間、市川市は連合設立メンバーとして認証され、総会・大会に出席しています。そして、国内では連合日本支部を立ち上げ、千葉市長が支部長に就任。2回の日本支部総会・大会を開くなど、積極的に活動しています。

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