広報いちかわ2008年1月19日号【特集】


  前号の特集:いちかわ
“いろは”カルタ


目次

はじめに
洪水から街を守る調節池
大柏川第一調節池緑地は水辺の「防災公園」
ビジターセンターを上手に利用!!
オオタカに会えるかも!「野鳥観察会」
決まりを守って生物観察を楽しもう
国分川調節池も建設中

●治水で安心
水辺の拠点づくりでいとらぎ!!

 真間川流域の総合治水対策の一環として、大柏川中流部に調節池を建設しました。その敷地内に、潤いと安らぎを提供する親水施設を千葉県と市川市が協力し合って整備し、昨年6月には、体験学習施設のビジターセンターが完成しました。
 今回の特集では、調節池の役割と、大柏川ビジターセンターを中心にした大柏川第一調節池緑地の概要を紹介します。

(河川・下水道整備課、緑地課、水と緑の計画課)
 先頭に戻る


■洪水から街を守る調節池
 調節池は、集中豪雨や台風などで増えた水を一時的にためることで川の流量を減らし、はん濫を防ぐ重要な役割を果たします。
 市街化が進む前は、雨水のほとんどが地下に浸み込んだり、水田やため池にたまったりと、川へ流れ出る量が自然に調節されていました。
 市街化が進んだ後は、地面がコンクリートなどで覆われ、水田やため池がなくなったために雨水が川へどんどん流れ出てしまい、土地の低い所では、川から水があふれて浸水の被害が起こりやすくなります。
 市内でも、急激な市街化によって、昭和40年代後半ごろから、度々、水害が起こるようになりました。水害を防ぐために総合的な治水対策が行われ、河川の改修などによって浸水の被害などは減ってきてはいますが、自然災害の予測はできません。台風や短時間での大雨に備える調節池によって、市民が安心して暮らせるように、街の安全性を高めます。


「雨水浸透施設」の設置費用を助成
  市では、浸水被害を軽減する「雨水浸透施設」設置に、市の標準算定基準で定めた額を助成しています。詳しくは、河川・下水道管理課へお問い合わせください。
対象:浸透効果の高い北部のローム台地や、中南部の砂質土地域にある既存の建築物(一戸建て、長屋、共同住宅)の所有者(分譲居住者、賃貸オーナーを含む)
※宅地開発条例と市民あま水条例の対象は除く。

 先頭に戻る


■いざという時は洪水を貯留し、普段は潤いと憩いの場に
大柏川第一調節池緑地は水辺の「防災公園」

 大柏川第一調節池は、大柏川を流下してくる洪水の一部を貯留して、下流域の浸水被害の軽減を図る施設です。1時間あたり50ミリの強い雨が降った場合でも対応できる安全度を確保するために、約25万4,000立方メートルの水を蓄える機能を持っています。  また、普段は水辺の魅力を引き出し、地域の交流の拠点となる緑地でもあります。

次の管理基本方針を基に
  自然環境創造型施設を目指します

●水辺の自然を生かした自然環境の保全・復元に努める。
●池の自然体験を通して、動植物に触れ合える環境学習の場とする。
●利用者が、楽しく、安全で快適に過ごせるように、安全確保と案内指導に努める。
●大柏川流域の歴史を踏まえ、地域文化の継承と発展に努める。


■ビジターセンターを上手に利用!!
 大柏川第一調節池の緑地内で、散策したり、野鳥や草花などの生物観察をしたりすることができます。棚池を一望できるビジターセンターには、観察や環境学習、展示などに利用できる多目的集会室と会議室があります。専用で利用を希望する場合は、利用の2カ月前から10日前までに、緑地課(TEL 047-332-8774)へ申請してください。

【大柏川ビジターセンター】

 市川市北方町4-1444-59 TEL 047-337-7111
 ▽開園時間
   ●夏期(4月〜10月):午前9時30分〜午後4時30分
   ●冬期(11月〜3月):午前9時30分〜午後4時
   ※閉園時間には、すべての出入口(駐車場も含む)を閉鎖します。
 ▽閉園日
   年末年始(12月29日〜1月3日)

■野鳥観察会
オオタカに会えるかも!
日時=2月3日(日)午前9時〜11時(小雨決行、雨天中止)
定員=先着30人(要申し込み)
持ち物=観察機材
申し込み・問い合わせ=TEL 047-337-7111同センター


★大柏川第一調節池で見られる生物

鳥類:オオタカ、カワセミ、コガモ、マガモ、オオバン、キジ、コアジサシ、アオサギ、など 草本類:アシ、コガマ、ヒメガマ、カヤツリグサ、サンカクイ、など



 ここの緑地では、草本類やおよそ100種類の鳥類が見られます。留鳥が3分の1、渡り鳥が3分の2です。冬は、野鳥観察に最適ですよ。池では、ザリガニ釣りを楽しむことができますが、ザリガニ以外の生物(動物・植物)は絶対に持ち帰らないようにお願いします。持ち帰ったザリガニは、責任を持って飼いましょう。
 緑地内で注意してもらいたいことは、棚池の中には深い池もあるので、水の中には絶対に入らないことですね。おぼれてしまったら大変です。また「立入禁止」やロープの向こう側にも、絶対に入らないでください。決まりを守って、楽しい観察の場として活用して欲しいですね。

 先頭に戻る


■国分川調節池も建設中
上部は健康づくりを目指した利用を予定

 国分川調節池は、2本の市道で3つに分けられ、北側と中央の池が国分川の洪水を調節し、南側の池が春木川の洪水を調節する治水施設です。全体面積約24万平方メートルで、南北に長い広大な水辺空間となります。
 大柏川第一調節池同様、降雨時は洪水を防止する治水施設として、晴天時には市民が安らげる憩いの場として整備していきます。水がたまっていない平常時は、自然復元ゾーン、自然ふれあいゾーン、散策・休息ゾーン、多目的利用ゾーンなど、「健康都市いちかわ」にふさわしい利用ができるように、現在、市民の皆さんと協働で、整備内容や利用・管理方法についての検討を重ねています。

 先頭に戻る



 広報Topへ戻る    先頭に戻る