<市川の海と行徳臨海部の現状と課題>

  人と海とを遠ざける暫定的な直立護岸 〜海とふれあえる水辺へ〜


市川市前面の三番瀬の海はすべて直立護岸で囲まれ、その背後には工場や倉庫が立地しているため、市民が自由に海にふれあえる空間がありません。

この塩浜地先の直立護岸は、昭和40年から50年代の市川一期地区の埋立事業の際に、市川二期地区の埋め立てを前提として造られた暫定的な構造のため、老朽化した護岸の腐食による陥没が発生し、危険が増大しています。そこで市では、随時危険箇所の補修を行ってきました。

また、海岸法に基づく海岸線(海岸保全区域)も内陸側の過去の水際線の位置に指定されたままだったので、「東京湾沿岸海岸保全基本計画」の策定の際、現在水際線となっている塩浜護岸に指定し直すべきとの「市長の意見」を千葉県へ提出しました。

千葉県は、平成16年1月に三番瀬再生計画検討会議が提案した「三番瀬再生計画案」を受け、塩浜2、3丁目については、平成16年6月に公共海岸および海岸保全区域に指定・告示しました。

その後、千葉県は「市川海岸塩浜地区護岸検討委員会」を平成17年6月に設置し、護岸整備の具体的な検討を始めました。 この委員会には、市川市も委員として参加していることから、後背地の安全確保と市民が海に親しめる護岸整備の早期着手に向けて働きかけていきます。※市川海岸塩浜地区護岸検討委員会について、詳細はこちらをご覧ください(千葉県ホームページへ)
 また、塩浜1丁目の護岸についても漁港整備と合わせて、漁業者、千葉県、市川市の3者で協議し、早期の改修を目指していく予定です。

 

<お願い>
 塩浜1丁目の直立護岸は、鋼矢板の老朽化が進み非常に危険な状態です。
 平成17年4月に護岸敷(管理用通路)の一部が陥没し、同年7月の地震により鋼矢板が変形(たわみ)したことから、市は補強工事を実施しました。
 市民の皆様は、管理柵の中に立ち入らないようにお願いします。

 

暫定的な直立護岸 護岸の陥没状況

暫定的な直立護岸が3.3kmにわたって続く

(猫実川河口付近、浦安市側より撮影)

台風の高波により土砂が流出し陥没した護岸

(平成12年7月撮影、現在は補修済)

護岸の鋼矢板 護岸の腐食

鋼矢板で海を仕切って造られた護岸

(塩浜2丁目付近)

腐食して穴の空いた鋼矢板

(塩浜2丁目付近)

台風15号による塩浜地先直立護岸の被害状況(平成13年9月)

塩浜護岸の緊急補修工事が一部区間で終了しました(平成13年12月)

(最終更新日:平成17年12月12日)


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