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猫実川河口に近い護岸の周辺は、人の目が行き届かないため、プレジャーボートの不法係留が多く見られ、沖には沈没船が放置されていました。これらのボートを移送し、廃棄するには、新しい法的な裏付けが必要であり、市川市は千葉県に対して対策を要望してきました。 その結果、県はプレジャーボート係留保管の適正化に関する条例をつくり、平成15年1月に施行しました。この条例に基づき、国、千葉県の協力のもと、塩浜の護岸周辺に不法に係留されたプレジャーボートなど小型船舶の撤去作業を行いました。 この条例は、沈船や護岸に不法投棄されている車などには適用されませんが、市では県や国と協力し、これらのものも三番瀬から取り除くこととし、撤去のお願いをした上で、期限を過ぎたものは平成15年3月に撤去しました。 陸上、海上あわせて撤去した船舶は31隻。撤去したボートは護岸近くで一定期間保管した後、国土交通省の実証試験として粉砕・分別し、セメントにリサイクルしました。 この撤去作業により、塩浜の護岸周辺は見違えるほどきれいになりました。しかし、護岸の周辺地区では、廃車やゴミの不法投棄が続いています。 また、魚貝類の違法な採取が見られるほか、一般のレクリエーション客によるアサリなどの貝類の過剰な採取による生物資源への悪影響も指摘されています。 海を再生する取り組みとあわせて、自然環境の保全と人の利用が共存していくためには、利用者マナーの向上など、海を適正に利用するためのルールづくりが必要になっています。 一方、平成11年からは「市川三番瀬クリーンアップ大作戦」によって市民参加による清掃作業が毎年行われています。 |