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面積が83haにも及ぶこの緑地は、30年前の埋め立て事業の際、野鳥の飛来地を保護するために宮内庁新浜(しんはま)鴨場とその前面の干潟の一部を残したもので、昭和45年に行徳近郊緑地特別保全地区として指定されているほか、鴨場部分などを除く56haの区域は県設の行徳鳥獣保護区
にもなっています。かつて海辺であった空間は、今では水門で海とつながった海面部分と人工的に造られた内陸性湿地の姿に変わっています。 市街地に残された野鳥にとっても周辺住民にとっても貴重な空間ですが、水門を通じた海水の交換が不十分であったり、指定当時と比べて飛来する野鳥が減少するなど、その環境は決して十分なものではありません。 海域の干潟との連携と役割分担を図りながら、多様な生物が生息できる内陸性湿地の再整備と市民が自然に親しめる空間の整備が同時に求められています。 現在、市民団体の方々の手によって、かつての行徳地域の原風景である湿地環境の復元作業が進んでます。また、今後は、三番瀬や塩浜
地区との一体的な連携を目指し、再整備について国や県と協議を続けていくとともに、国や県に対して、ラムサール条約登録湿地となるよう働きかけていきます。
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