<市川の海と行徳臨海部の現状と課題>

流域下水道第一終末処理場計画地の残土たい積 〜適正な土地利用の誘導〜


本行徳石垣場・東浜地区の48 ヘクタールは、江戸川左岸流域下水道の江戸川第一終末処理場を建設するため、昭和48年に千葉県が都市計画決定した区域です。ところが、事業者となる千葉県は地権者の反対により建設を断念し、処理場については市川二期地区の埋立地に変更すると表明しました。

しかし、その後も30年 の長期にわたり下水道処理場の都市計画の網がかかり土地利用の制限が続いたため、地権者は適切な土地利用を図ることができず、また処理場用地として土地を買い取られることもなく、残土置き場や資材置き場といった暫定的な土地利用を余儀なくされてきました。

現在、この地区には大量の残土が無秩序にたい積され、 砂ぼこりや排水の不良などで、付近の住民生活にとって大きな環境問題を引き起こしています。

平成13年9月 の埋立計画の中止に伴い、平成14年12月に 本地区に処理場を建設することを千葉県知事が表明しました。

その後、処理場の建設に向けて地権者や周辺自治会長の代表と千葉県、市川市による「江戸川第一終末処理場計画地検討会」(平成15年3月)を設置し、平成16年7月に処理場計画地約48ヘクタールの土地利用計画を策定しました。千葉県並びに市川市は、この計画に沿って都市計画の手続きや用地買収に向けた地権者説明、周辺住民への事業説明を進めてきました。

平成18年3月に千葉県は都市計画変更(30ヘクタールに縮小)の手続きを終了し、11月に用地買収の作業に着手したところです。今後は、平成21年の処理場一部供用開始 、平成29年完成を目指して、用地買収のすんだ所から事業を進めていくことになります。 なお、本地区の長年の課題となっていた不法堆積残土(通称「行徳富士」)問題については、平成19年3月に特別売却により地権者のものとなったため、今後の下水道事業が円滑に進むこと となります。また、処理場事業とあわせて市川市が計画している地域コミュニティゾーンの福祉、運動施設などの事業も進めてまいります。

処理場計画地周辺の航空写真 不法にたい積された残土の山

処理場計画地周辺の航空写真

(地区の南側から撮影、赤枠が都市計画決定区域)

不法にたい積された残土の山

(本行徳東浜地区、平成12年7月撮影)

東京湾岸道路と東浜地区 住宅地が隣接

東京湾岸道路と東浜地区(計画区域の南東部分)

(地区の北東側から撮影、平成13年4月)

住宅地が隣接

(地区の北側の住宅地から撮影、平成13年4月)

(最終更新日:平成19年4月12日)


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