自然観察週報

 1998年3月16日〜3月22日 




〇気象のようす
 

ヒキガエルの産卵に適した雨が降った週だった。暖かく、湿度があり、前線通過時に降雨があり、その後気温が下がり、また暖かくなるという典型的な気象変化であった。


月 日 場 所 生物名 で き ご と 観察者
 
3月17日
(火)
 
 
自然観察園
 
 
オシドリ
(要配慮種)
 
 
番い(つがい)で三角池にいた。一般の観察者の情報によると、14日から見られるとのこと。
 
 
宮 橋
 
 
3月17日
(火)
 
 
塩浜沖
 
 
セスジボラ
(季節指標)
 
 
行徳漁協前の海で、若魚の群れが見られた。気温の上昇とともに江戸川放水路にも進入してくるはずである。
 
 
金 子
 
 
3月17日
(火)
 
 
塩浜沖
 
 
ヨコイトカケギリガイ
(新記録)
 
 
三番瀬の底生生物調査において、生きた状態で採集された。
 
 
金 子
 
 
3月17日
(火)
 
 
自然観察園
 
 
ヒキガエル
(季節指標)
 
 
三角池の近くで、林の中を動き回る音と鳴き声が何度も聞こえた。カエルの姿を見た一般の観察者もいた。三角池には卵塊はまだ見られなかった。
 
 
宮 橋
 
 
3月19日
(木)
 
 
自然観察園
 
 
コブシ
(季節指標)
 
 
一部開花した。その他、イヌコリヤナギは開花直前、サンシュユは咲いている。イヌシデは、芽吹きはじめている。
 
 
須 藤
 
 
3月19日
(水)
 
 
自然観察園
 
 
ヤマガラ
(季節指標)
 
 
さえずり。その他、シロハラはぐぜり。また、ルリビタキのオス、メスが鳴き交わしながら接近し、30cm位の間隔を保って移動していた。ペアリング行動?
 
 
須 藤
 
 
3月19日
(木)
 
 
自然観察園
 
 
ヤマシギ
(季節指標)
 
 
鑑賞植物園温室の南側斜面林で見られた。
 
 
須 藤
 
 
3月20日
(金)
 
 
自然観察園
 
 
ヒキガエル
(季節指標)
 
 
三角池にて産卵。盛んに雄が鳴いていた。1時間で卵塊の数が増えていた。
 
 
宮 橋
 
 
3月21日
(土)
 
 
自然観察園
 
 
ヒキガエル
(季節指標)
 
 
三角池で多数の卵塊やカエル玉が見られた。前日のまとまった降雨が産卵のきっかけになったと思われる。
 
 
金 子
 
 
3月21日
(土)
 
 
自然観察園
 
 
ウグイスカグラ
(季節指標)
 
 
ちらほらと花をつけはじめた。雑木林に春を告げる低木である。
 
 
金 子
 
 
3月21日
(土)
 
 
柏井雑木林
 
 
ヒキガエル
(季節指標)
 
 
雑木林に面した池で、姿と卵塊(20個くらい)が見られた。(柏井研究講座にて)
 
 
須 藤
 
 
3月21日
(土)
 
 
柏井雑木林
 
 
アトリ
(季節指標)
 
 
10羽。ヤマハンノキの落ちた実を食べていた。(柏井研究講座にて)
 
 
須 藤
 
 
3月21日
(土)
 
 
柏井雑木林
 
 
コブシ
(季節指標)
 
 
咲き始め。大町自然観察園よりもやや遅いようだ。ちなみにヤマハンノキは、咲き終わり。(柏井研究講座にて)
 
 
須 藤
 
 
3月21日
(土)
 
 
非公開
 
 
シュンラン
(要配慮種)
 
 
満開だった。
 
 
須 藤
 

〇気づいたこと、来週の見どころ予想
  
・ツマキチョウやヒガシカワトンボ、シオヤトンボなど ・スズメバチ類の越冬女王
 




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