自然観察週報

 1998年8月17日〜8月23日 




〇気象のようす
 

 相変わらず曇りがちの続きます。例年の半分程度の日照だそうです。日中は暑い日もありますが、朝晩はおおむね過ごしやすい毎日でした。


月 日 場 所 生物名 で き ご と 観察者
 
8月17日(月)
 
 
柏井雑木林
 
 
ヌマトラノオ
(要配慮種)
 
 
 雑木林脇の池一帯にかなりの数の株がありますが、例年草刈りされてしまうので、花を咲かせるのはわずかです。  
 
金 子
 
 
8月18日(火)
 
 
動物園内
 
 
ヒメクロイラガ
(季節指標)
 
 
 ケヤキの発生した多数の幼虫が、サナギになるため、地面に穴を掘って土を混ぜた茶色の丸いマユをつくっていました。
 本種は、昨年も同じ場所で発生しましたが、市内を含め千葉県内では他の場所からの採集記録が今でもまったくなく、千葉県でも初めての記録であると思います。来年もまた同じ時期に発生するか観察を続けていくつもりです。
 
 
清 野
 
 
8月19日(水)
 
 
自然博物館
周 辺
 
 
タマムシ
(季節指標)
 
 
 美しいタマムシが飛んでいました。
 
 
金 子
 
 
8月19日(水)
 
 
自然観察園
 
 
サシバ
(季節指標)
 
 
 6羽のサシバが観察園の上空をまっていました。
 
 
小 川
 
 
8月20日(木)
 
 
自然観察園
 
 
キイロスズメバチ
(季節指標)
 
 
 ニイニイゼミを狩っていました。
 地面であばれるセミをハチがおさえつけていましたが、針でさすと数秒でセミは動かなくなりました。
 ハチは、セミの胸の肉から肉団子をつくっていました。
 
 
宮 橋
 
 
8月20日(木)
 
 
自然観察園
 
 
カルガモ
(季節指標)
 
 
 芝生で休んでいる若いカルガモ15羽のうち、数羽が足元まで寄ってきました。歩き出すとついてきます。エサをもらえると思ったのでしょうか。
 
 
宮 橋
 
 
8月20日(木)
 
 
自然観察園
 
 
ヒヨドリバナ
(季節指標)
 
 
 開花しました。他にも、ツルマメ、ハッカ、ミツバの花も咲きはじめました。
 
 
宮 橋
 
 
8月20日(木)
 
 
自然観察園
 
 
ツル植物の花
(季節指標)
 
 
 スズメウリ、ヘクソカズラ、ツルマメ、クズなど、湿地ではツル植物の花がたくさん見られます。ノブドウやカラスウリの実も目立ちだしました。
 
 
宮 橋
 
 
8月20日(木)
 
 
自然観察園
 
 
サシバ
(季節指標)
 
 
 自然観察園のフィールドアスレッチク付近の林にいました。オナガ数羽に威嚇され落ち着かなげでした。
 また、鑑賞植物園の温室前の池にカルガモの羽が散っていました。サシバに食べられてのでしょうか。
 
 
宮 橋
 
 
8月22日(土)
 
 
江戸川放水路
 
 
トビハゼ
(要配慮種)
 
 
 今年生まれのトビハゼの幼魚が見られました。ただ、1匹しか見られませんでした。たまたま見つからなかったのか、今年の不順な天候のせいで繁殖に影響が出たのかは、わかりません。
 
 
金 子
 


〇気づいたこと、来週の見どころ予想
  
・渡りの途中のサシバが、市内の各所で見られると思います。目につきやすいのは、北部の林のある一帯です。
・秋の野草が、花を咲かせます。
 




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