自然観察週報

 1998年8月31日〜9月6日 




〇気象のようす
 

 くもりがちのすっきりしない毎日でした。


月 日 場 所 生物名 で き ご と 観察者
 
9月1日(火)
 
 
自然観察園
 
 
ドクツルタケ
(季節指標)
 
 
 猛毒のキノコ。バラ園近くの斜面林の下に生えていました。他にもあるかどうか近くを探しましたが、この1本だけでした。
 
 
清 野
 
 
9月1日(火)
 
 
自然観察園
 
 
ジュズダマ
(季節指標)
 
 
 バラ園の近くの池のそばに生えている数本が咲いていました。
 
 
清 野
 
 
9月2日(水)
 
 
自然観察園
 
 
キイロスズメ
(季節指標)
 
 
 蛾の一種であるキイロスズメの終令幼虫が食草であるヤマノイモの葉に付いていました。この種には、色が2型あり、今回観察できた個体は褐色型でした。
 
 
清 野
 
 
9月4日(金)
 
 
自然観察園
 
 
クズ
(季節指標)
 
 
 花が見頃です。ほかにツリフネソウ、オオケタデ、ミズヒキなども良い頃合いです。
 
 
宮 橋
 
 
9月4日(金)
 
 
自然観察園
 
 
オオタカ
(要配慮種)
 
 
 幼鳥が見られました。
 
 
宮 橋
 
 
9月4日(金)
 
 
自然観察園
 
 
サンコウチョウ
(要配慮種)
 
 
 メジロの群れを観察している時に、メスタイプの個体を見つけました。初めて観察したのですが、目が大きくてとてもカワイイと思いました。
 大町では、春の渡りの時期に数度の記録があります。
 
 
宮 橋
 
 
9月4日(金)
 
 
江戸川放水路
 
 
ハクレン
(季節指標)
 
 
 上流での大雨による増水で、先月30日の夜に開けられた可動堰は9月2日の昼前に閉められました。実質2日半に及ぶ開放で、平成3年以来となりました。
 下流側には真水や泥とともに、大量の淡水魚も流されました。可動堰付近ではカワニナが見られ、そういう場所から土砂が来たことが想像されました。
 堰閉鎖後、下流側に取り残された淡水魚は、次第に濃くなる塩分に耐えきれず次々に死んでいきました。堰の横にある小水門からは干潮時、川の真水が流れ込んできますが、フラフラになった淡水魚が真水を求めてこの一帯に集結していました。1mはあるハクレン、コイのほか、ボラの幼魚の群れ、ニゴイのごく小さなものや、立派なアユの姿も見えました。
 
 
金 子
 
 
9月6日(日)
 
 
江戸川放水路
 
 
ハクレン
(季節指標)
 
 
 死んだハクレンの多くは大潮に乗ってヨシ原まで運ばれましたが、干潟や水中にも点々と死骸が見られました。地下鉄東西線の車中からも、ハゼ釣りのボートの間に点々と浮かぶ白い魚体が見えました。
 (死んだ魚の死骸は、建設省の方で片づけてくれました。2トントラックで10数台分くらいの量はあったそうです。ちなみに片づけきれない分は、カニなどの餌となって自然に還えることになります。)
 
 
金 子
 


〇気づいたこと、来週の見どころ予想
  
・秋の渡り鳥が、観察できそうです。
 




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