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6・7月号 |
市立市川自然博物館 1991年6月1日発行
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特集「市川の海 江戸川放水路」
-ハマヒルガオ- 江戸川放水路の河口付近にわずかに広がる砂浜では、5月から6月にかけて、ハマヒルガオが花を咲かせます。 |
特集 『市川の海 江戸川放水路』

放水路にできた生物の宝庫〜干潟
潮が引いている時、放水路には干潟が姿をあらわします。干潟は海水と砂や泥が作る独特な環境で、栄養分に富み、たくさんの生物がくらしています。また、干潟の後背地にはヨシ原がつきものです。ヨシ原は干潟の生物にとってなくてはならない場所で、産卵や成長、冬眠の場所として、また隠れ家としても重要です。
トビハゼ
アサリや他の貝類
5月の干潟では、人々は潮干狩に夢中です。江戸川放水路の場合、河口の京葉線鉄橋付近でよく採れるようです。潮干狩の対象になる貝はアサリですが、そのほかにもいろいろな貝が生息しています。
チゴガニ

市川南・江戸川堤防の楽しみ
市川南あたりの江戸川の堤防は、芝でおおわれ広々として見晴らしがよく、国府台の森や、冬には富士山もよく見えます。こんなに空を広く見渡せる場所は市内でもあまりありません。
市川・4丁目のクスノキ
市川駅から大門通りを北に向けて歩いていくと、前方に真間山のこんもりとした森が見えてきます。この森から、里見公園の江戸川沿いにかけては、常緑樹の斜面林が帯状につづいていて、すばらしい景色をつくりだしています。カミキリムシ
6月から7月頃、雑木林にゆくとカミキリムシをみかけます。カミキリムシの特徴は、体が細長いこと、長い触角(しょっかく)を持つことです。真間川の思い出 2
真間川の土手道は、私の通学路でした毎日の通学の道すがら、季節の生物の生活に触れることができました。梅雨にぬれた土手道におたまじゃくしから変わったばかりの小さなカエルが、豆をまいたように、足のふみ場もないほどたくさん飛び歩いていたこと。雨のあと、車のわだちにできた水たまりに、ミズカマキリが呼吸管を水面に出して泳いでいる姿を不思議に思ったりしたこと。夏の夕方、自転車を走らせていたら、水面から飛び立った大きなゲンゴロウが顔にぶつかってびっくりしたこともありました。ホタルも飛んでいました。
マツの新芽
どちらを見ても新緑がみごとだ。落葉樹の若葉のういういしさは食べてしまいたいほどだが、新芽に飾られた常緑樹も美しい。クロマツの花ざかり。枝先からひゅうっと30cm〜40cmものびた新芽のつけね近くに茶色っぽい雄花がこちゃこちゃとかたまり、黄色い花粉を風に流している。マツの花粉はスギとは違って花粉症の原因にはならないそうだ。(文と絵:行徳野鳥観察舎 蓮尾純子 )