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8・9月号 特集 図解・トビハゼの礼儀作法 |
市立市川自然博物館 1992年8月1日発行
特集 『図解・トビハゼの礼儀作法』
| 1.歩行とジャンプ 胸びれ・腹びれ・尾で、腕立て伏せのように体を支え、胸びれで前進する。ジャンプは、おもに尾の力による。 | ![]() | |||
| 2.泳ぎと水面ジャンプ ふだんは犬かきのように泳ぐが、潜水で速く泳ぐこともある。満潮時に人が近づくと、水面を跳ねて逃げる。 | ![]() | |||
| 3.はりつき 飼育下では水槽のガラスに垂直にはりつくが、野外では稀。斜めの護岸などには、ごく普通に、はりつく。 | ![]() | |||
| 4.泥シャワー 体表から出る排泄物(アンモニアなど)を洗い流したり、乾いた皮膚をしめらせるためと思われる。 | ![]() | |||
| 5.えらぶたの膨らませ 泥を口からはいた後や、歩行中など、いろいろな場面でえらぶたを膨らませるが、その目的はよくわからない。 | ![]() | |||
| 6.採餌 獲物に飛びつき、もぐもぐするしぐさは頻繁にあるが、獲物が何かは、まず見えない。ヨコエビが多いという。 | ![]() | |||
| 7.巣穴ほり 口で巣穴を掘り、掘った泥を塊にして吐き出す。雄が掘るとされているが、雌がまったく掘らないかは疑問。 | ![]() | |||
| 8.求愛ジャンプ (跳躍誇示) 繁殖期だけの行動。干潟上で真上にジャンプする。オスが周囲のメスに自分の存在をアピールするらしい。 | ![]() | |||
| 9.体側誇示 背びれを立て、体の側面を見せあう求愛ダンス。しかし、自分の巣穴の周囲に侵入した他のオスやカニと出会った場合も、似たような行動をとる。この場合は、明らかに攻撃的にふるまう。 | ![]() | |||
| 10.誘導と追随 体側誇示のあと、雄は自分の巣穴へ雌を誘導し、雌は追随する。雌雄の入巣後、雌は巣穴の中で産卵する。 | ![]() | |||

柏井町・市民キャンプ場周辺の雑木林
柏井町から、となりの船橋市藤原町にかけて広がる大きな林は、雑木林です。雑木林は、かつて、人々の生活に身近な存在でした。落ち葉や小枝を集めて燃料や肥料にし、昆虫や野鳥のすみかとしても、また、風景としても、かつての市川になじんだ風景でした。ヒヌマイトトンボ
汽水域だけに生息する日本特産種・ヒヌマイトトンボの生息地が、市内の江戸川下流部にあります。イナの大群
水泳やハゼ釣りに興じた江戸川も、秋になると、次第に足も遠のき、川辺で遊ぶこともなくなります。そんなある日、イナの大群がやって来たという情報が、子供から子供へと伝わってきました。
青 潮
暑い日盛り、夕風が吹いてほっとするひとときも熱帯夜で帳消し。こんな夏のさなかの涼しい雨天はありがたい。(文と絵:行徳野鳥観察舎 蓮尾純子 )
☆セミの異変!?
気づかれた方も、ずいぶんいらっしゃると思いますが、今年(1992年)はセミの様子が変です。『いちかわの自然調査』に寄せられた、みなさんの記録から...
| アブラゼミ | 7/14(初鳴き) | 大町 | 糠信政衛さん |
|---|---|---|---|
| 7/19(初鳴き) | 国府台3丁目 | 秋元久枝さん | |
| 7/26 | 若宮2丁目 | 金田武士さん | |
| ミンミンゼミ | 7/21 | 大野町3丁目 | 作田修二さん |
| 7/29(初鳴き) | 国府台3丁目 | 秋元久枝さん | |
| ヒグラシ | 7/19 | 国分4丁目 | 本田和子さん |
| 7/23(初鳴き) | 国府台3丁目 | 秋元久枝さん |
◎今年、アブラゼミが少ないのは、去年や今年の気候に原因があるのかもしれません。でも、何年か前にもこんなことがあったような気もします。また、今年少ないということは、産卵数も少ないと考えられるわけで、何年か先に同じような年があるかもしれません。あるいは、単に遅れているだけで、8月になったら急に鳴きだすかもしれません。
今年のセミの鳴き声の状況について、みなさまは、どのように感じられましたか?