長田谷津の
水質
長田谷津の湧水は、肥料などの影響を受けています

長田谷津の湧き水は見た目には透きとおっていますが、水質的には窒素系の汚れのあることがわかっています。周囲の農地で使われる肥料が原因と考えられてい ますが、それは同時に、農地が雨水のしみ込みを通して湧き水を支えている証でもあります。また、きれいな水を好むサワガニやオニヤンマが多いことから、実害はないとも言えそうです。なお生活排水は、湿地に影響しないよう埋設された管で受け 流す構造となっています。

長田谷津の水質データ (調査日は、表の各項目とも、2002年11月12日、12月10日、2003年1月7日、2月18日、3月11日の順)
湧水
(最奥部の湧水点)
井戸水
(最奥部の池の流入水)
中央水路
(左の2つの混合)
酸性・アルカリ性(pH)
6.2、6.4、6.4、6.6、6.7
7.7、7.8、7.6、7.3、7.7
7.4、7.3、7.1、7.0、7.3
導電率(ms/cm)
0.62、0.61、0.70、0.62、0.64
0.16、0.18、0.19、0.18、0.18
0.27、0.26、0.29、0.27、0.30
濁度(NTU)
3、4、2、45、-
0、2、5、39、2
6、6、8、45、5
溶存酸素量(DO)(mg/l)
6.2、6.7、8.3、7.3、8.2
2.3、2.7、3.2、2.6、2.1
8.9、8.9、9.9、9.1、9.6
水温(℃)
15.3、14.5、13.2、13.8、12.8
15.0、14.2、14.3、14.5、14.8
14.2、10.9、9.7、11.3、10.5
全窒素(t - N)(mg/l)
48.1、43.9、45.8、43.1、42.5
<0.03、0.06、<0.03、0.1、<0.03
10.1、8.5、8.0、8.1、8.8
全リン(t - P)(mg/l)
<0.01、<0.01、<0.01、<0.01、<0.01
0.13、0.12、0.12、0.13、0.13
0.08、0.08、0.09、0.09、0.09
※データは市のイノカシラフラスコモ保護保全検討委員会の調査で得られたものを転用した。



酸性・アルカリ性(pH) 値が7より小さければ酸性、大きければアルカリ性。自然界の水としては7前後が一般的。
導電率 電気の流れやすさを表す値。電気を通しやすい物質の量を反映するが、値の大小だけでは水質は測れない。
濁度 水の濁りの程度を表す値。
溶存酸素量(DO) 水中に溶けている酸素の量。魚などの生物が利用し、5mg/l以上が望ましい。
全窒素(t-N) 水中に含まれている窒素の総量。値が大きいほど、水が汚れていると言える。
全リン(t-P) 水中に含まれているリンの総量。値が大きいほど、水が汚れていると言える。




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