ニホン
アカガエル

市内でも県内でも激減していて、

長田谷津では産卵に適した環境を維持するよう努めています


ニホンアカガエルは、きちんとした冬眠をせずに、真冬の2月に産卵する習性をもっています。産卵場所は冬でも水がたまった湿地で、かつて市内の農家の方を困らせたぬかるんだ田んぼ(湿田)は最高の場所でした。その田んぼの排水が改善されて乾燥し、あるいは放棄されて草が茂り、そして埋め立てられ、産卵適地は市内ではわずかになってしまいました。長田谷津では、人手を入れて整備することで産卵環境を維持しています。

ニホンアカガエル卵塊確認地点(図中の数字は卵塊数)


※図は長田谷津の地形を、横に5割増しの縮尺で変形したもの。
1999年
ニホンアカガエル卵塊確認地点 1999年の図
この年の卵塊数は52個で、大半が最奥部の田んぼ的な環境の場所で産み付けられていた。
2001年
ニホンアカガエル卵塊確認地点 2001年の図
この年、卵塊数は149個に増えた。谷の中央部で、ヨシに覆われた場所を掘り上げて浅い水面を作ったところ、39個の卵塊が産み付けられた。


ニホンアカガエルと卵塊の写真 ニホンアカガエルと卵塊

2月の水辺に現れたニホンアカガエルと、産み付けられた卵塊。




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