スナヤツメと
ホトケドジョウ
スナヤツメは長田谷津においても絶滅に瀕していますが、

ホトケドジョウは全域で数多く見られます

スナヤツメは、湧き水が流れる砂底の水路に生息します。長田谷津の水路は、ほとんどの場所でクレソンやカサスゲ、ヨシなどが茂り、砂底の場所はわずかしかありません。砂のくぼみで集団産卵し、幼生時代を砂に潜って暮らすスナヤツメの生息適地は、いまの長田谷津にはわずかしかありません。一方、浅い水のたまりを産卵場所とするホトケドジョウには繁殖に適した場所が多く、そのため全域に幅広く分布し個体数も多いようです。

スナヤツメの繁殖場所とホトケドジョウの確認地点


※図は長田谷津の地形を、横に5割増しの縮尺で変形したもの。
2002年に確認されたスナヤツメの繁殖場所
2002年に確認されたスナヤツメの繁殖場所の図
この年、産卵が見られたのは、谷奥の同じ水路であった。本来、集団で産卵するが、この年は最大で6匹しか見られなかった。
2001年6月のホトケドジョウ確認地点
2001年6月のホトケドジョウ確認地点の図
ホトケドジョウが見られた場所を示した。この時は、さまざまな水辺(湧水が流れる細い水路、中央水路、湿地のたまり)で確認することができた。


スナヤツメの集団産卵の写真
スナヤツメ
集団産卵するスナヤツメ。
木の枝などに吸い付いて体を支え産卵する。
ホトケドジョウの写真
ホトケドジョウ
普通のドジョウより体が太短い。




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